病薬ひろば

薬剤師を目指す方へ

2017年05月09日
薬剤師を目指す方へ  昭和伊南総合病院 小町谷 洋史

HP委員会


東京薬科大学2016年卒

 2016年4月より昭和伊南総合病院で仕事をさせていただいたおります、新人薬剤師の小町谷洋史です。仕事を始めてから1年が経ち、徐々に仕事にも慣れてきたところです。
 1年目は調剤室に配置され、薬剤師の最も基本である調剤を中心に業務を覚えております。調剤業務には、処方内容の鑑査~病棟への払出までの一連の流れがあります。特に処方内容の鑑査では、禁忌や相互作用があるかどうかのみならず、相互作用の程度・患者への影響度などを考慮して判断をする必要があります。処方内容を確認する中で、理解できないものや判断に困ることも多く、知識や考える力が不足していることを強く感じています。
 私が病院薬剤師を目指したきっかけは、当院でさせて頂いた実務実習です。その当時は、特別「病院薬剤師になりたい!」という強い思いがあったわけではありませんでした。しかしながら、病棟で他職種のスタッフとディスカッションをしている先輩薬剤師の姿を見ているうちに、病院薬剤師に憧れるようになりました。
 今はまだ失敗も多く、周りに迷惑をかけている状態ではありますが、一人前の薬剤師となって生まれ育った地元に少しでも貢献できるよう、日々研鑽を積んでいきたいです。
 ところで、失敗の多い1年目の薬剤師と国家試験を控えた受験生は特に日々ストレスが溜まるもの、、、どこかでストレスを発散させることが必要です。インドアで寡黙な私はどうやってストレスを発散させれば良いかと悩んでいましたが、マイカーを手にしてからはふらっと出かけるようになり、それなりに発散はできているのかなぁと思っています。
 最後になりましたが、皆さんが国家試験を突破し、同じ薬剤師として共に仕事ができる日を楽しみにしております。

  • 薬剤師を目指す方へ  昭和伊南総合病院 小町谷 洋史

     調剤は薬剤師の基本業務となります!
     調剤室業務は、入院患者の院内処方の調剤が中心ですが、他のスタッフからの問い合わせや薬局から院外処方に関する疑義照会の対応なども行っています。
     1年目は調剤室業務で土台を作り、後の病棟業務などへの足がかりとしていきます。
     当直では、1人で入院患者の院内処方や点滴の払出・救急外来の院内処方などを行うため、手際よく・効率よく動くことが必要になるのですが、これがなかなか・・・