病薬ひろば

信州テンカラ釣り紀行

2016年05月31日
『自作毛鉤』はじめました

事務局


きれいなイワナが釣れました~!自作毛鉤をしっかりくわえ込んでいます。

みなさま

 藤の花がきれいですね。
 イワナなどの川の魚たちも、活発に餌を捕食するようになり、渓流釣りには最も良い季節となりました。

 木曽に帰って来てから、ずっとテンカラ釣りを楽しんでいます。
 以前から、自分で作った毛鉤(けばり)で釣れると、更に楽しさが増すと聞いていましたが、手先が器用というわけでもなく、また老眼で細かいものが見にくくなってきたため、もっぱら既製品の毛鉤を使用していました。
 それでも、この一番良い時期に、自作の毛鉤をどうしても試してみたくなり、思い切って道具を一式揃え、自作毛鉤に挑戦してみました。
 作り方は、愛知工業大学の石垣先生の書籍を参考にシンプルな作りのものと、既製品の毛鉤でもお気に入りの逆さ毛鉤を作ってみました。
 材料は、テンカラ用の鉤と裁縫用の縫い糸、ニワトリなどの鳥の羽根です。

 実際に釣ってみるまでは、「大丈夫かな?」と、ドキドキ。
 早速、釣れました~!
 自分でも、ビックリ~!

 イワナやアマゴなどの視力は約0.1だそうです。この視力で、渓流の流れの中で餌をくわえるため、毛鉤の色や種類は、あまりこだわらなくても良いそうですが、次は何色の糸で作ってみようかと、あれこれ思案するのも楽しいです。

 テンカラ釣りの新たな魅力を発見しました。

木曽病院 松原

  • 『自作毛鉤』はじめました

     愛知工業大学の石垣先生の書籍を参考に作った、シンプルな毛鉤です。針のサイズを変え、二種類の大きさのものを作成しました。

  • 『自作毛鉤』はじめました

     こちらは、糸を引くと羽が開いて、魚の興味をくすぐる「逆さ毛鉤」。

  • 『自作毛鉤』はじめました

     小さいながらも、色鮮やかなアマゴです。

  • 『自作毛鉤』はじめました

     藤の花がきれいです。

  • 『自作毛鉤』はじめました

     釣れても、釣れなくても、爽やかな景色や、川の音・鳥のさえずりに癒されます。