長野県病院薬剤師会学術委員会では、第39回薬剤師専門講座として「新時代を迎えた免疫チェックポイント阻害薬の基礎を学ぼう」を企画しました。免疫チェックポイント阻害薬が登場し、がん治療が飛躍的に進歩を遂げています。これまでのがん治療とは違い、免疫関連有害事象（irAE）は発症時期や、発症部位などの予測ができず、明確な予防策もない中、薬剤師は免疫チェックポイント阻害薬を使用する患者にどのように向き合うべきでしょうか。また、チーム医療として、薬剤師は医師・看護師とどのように協働し、役割を果たせるでしょうか。がん化学療法剤との併用も始まりより複雑化している、免疫チェックポイント阻害薬のマネジメントについて、基礎から学ぶいい機会としたいと思います。


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