大相撲三月場所が3月26日に千秋楽を迎えました。
横綱稀勢の里関の奮闘、素晴らしかったですね！
まだ、興奮冷めやらぬといった方も多いのでは。

御嶽海関は、先の一月場所では金星二つを含む11勝4敗、技能賞を獲得し、昨年十一月場所以来の小結で臨みました。
今場所は、横綱、大関相手に苦戦はしましたが、見事9勝6敗で勝ち越しを決めました。
私が印象に残ったのは、正代関との小結対決でした。
お互い、学生時代からのライバルとのことで、両者とも負けられないという意地のぶつかり合いのなか、御嶽海関は鋭く下から突き上げるようにして、勝負を決めました。

以前は、組み合った際に、思うようにいかずに負けてしまった取り組みが多かったように思えますが、ここ最近は、組んだ後の粘り強さが目立つようになって来たと思います。
また、体が一回り大きくなったように見えますが、出足の鋭さ、最後まで押し切る勢いに磨きがかかり、ずいぶん足が前に出るようになったと感じます。

4月には、松本市で巡業があるそうで、木曽の皆さん方も随分楽しみにしています。

木曽病院　松原