病薬ひろば

信州テンカラ釣り紀行

2016年10月02日
2016年テンカラ釣り

事務局


自作毛鉤、しっかりくわえ込んでくれました。

 9月30日をもちまして、今シーズンは、終了です。
 25日の日曜日には、シーズンの締めくくりとして、源流の天然イワナに会いに行って来ました。
 時間をかけ、じっくり楽しみながら釣りあがり、川の限界点(これ以上川が無い場所)の淵で、この川のヌシに会うことができました。

 今年は、おもいきって、毛鉤の作成ツールを購入し、自分で毛鉤を作り、今までで最高に楽しんだシーズンだったと思います。
 出勤前、帰宅前のわずかな時間を使い、コツコツと釣果を重ね、恐らく100匹以上の魚(うお)と出会ってきました。
 テンカラの魅力は、釣りに行く前の毛鉤作りから始まり、例え釣れなくても魚が水面を割って出てくるドキドキ感まで、様々な楽しみ方があると知りました。
 川のせせらぎと豊かな自然にも癒されました。
 釣歴長いけど、自分を釣ってしまい、初めて病院で針を抜いてもらうといった経験もしました(^-^;)

 釣った魚は、すべて逃がしましたが、時々「何で釣ったのに食べないの?」と聴かれます。
 確かに美味しいと思いますが、食べるより、魚と会うことが楽しいんです。
 だから、再会を祈り出来るだけ魚たちを痛めないように、川に帰すようにしています。
 そうは言っても、痛い思いをさせて、随分と僕のストレス発散に協力してもらっちゃった。
 何はともあれ、存分に楽しんだシーズンでした。
 魚たちに感謝です。

 これから、シーズンオフですが、来年用の毛鉤をせっせと作りたいと思います。
 来シーズンは、興味のある方々、一緒にテンカラ始めませんか?

    木曽病院 松原

  • 2016年テンカラ釣り

     森の中の源流です。熊さんに会ったらどうしようとビクビクでしたが、爽やかな景色に癒されました。

  • 2016年テンカラ釣り

     源流をさかのぼっていくと、川の限界点に到達。こういった場所を『魚止め』といって、たいていデカイやつが潜んでいます。

  • 2016年テンカラ釣り

     『魚止め』の天然イワナです。27~28㎝と言ったところでしょうか。ここまで大きくなると、なかなかの引きです。大きくなると、口の先が曲がってきて、まさにサケ科の魚だな~と実感します。

  • 2016年テンカラ釣り

     シーズン終盤に釣れたアマゴ。産卵期が近づき婚姻色でしょうか?朱色の斑点が鮮やかになっています。

  • 2016年テンカラ釣り

     自分をしっかり釣ってしまい、なんとか抜こうと試みましたが、反しが付いているので無理でした~(^-^;)
     先生に、「指を切って良いから、毛鉤を助けてください~」って言ったら、先生も看護師さんも苦笑してました。