4月から伊那中央病院で働かせて頂いております、新人薬剤師の澤谷です。就職してから半年が経とうとしており、職場にもだいぶ慣れたところです。
　中央病院の薬剤科は驚くほどアットホームで、地元を離れ新天地での就職でしたが、職場の方々のおかげで毎日楽しく過ごさせて頂いています。
　薬剤科では主に調剤業務と注射業務に関して３ヵ月ずつの研修期間があり、現在それぞれの業務内容を覚えているところです。８月からは監査業務も行うようになり、１０月からは当直や病棟業務も始まる予定です。また最近は外来の投薬や病棟の配薬業務をすることも多くなり、患者さんと接する機会も増えてきました。まだ知識も少なく、できないことも多いため、患者さんからの相談にも拙い対応しかできていませんが、そんな私にも「ありがとう」と言ってくださる患者さんの言葉はとても嬉しく、日々の励みになっています。
　学生の頃、実習先でひとりの患者さんを担当させて頂きました。毎日お話しに行く中で、患者さんが「誰にも話していないのだけれど」と言って、自身の話や治療に対する不安を教えてくださいました。この体験は私にとって非常に嬉しく、貴重なものであり、病院薬剤師を目指すきっかけとなりました。患者さんの心に寄り添える薬剤師になることが私の目標です。

• 
  

  　まだまだわからないことが多いですが、日々努力して目標の薬剤師に近づければと思います。これを読んでくださった方々と一緒に働けることを楽しみにしています。