2021年02月01日
薬剤師を目指す方へ 長野市民病院 西巻 咲紀
こんにちは。
長野市民病院 薬剤部に勤めています、西巻 咲紀です。
4月に入職し、早くも約9ヶ月が経ちました。入職後は調剤業務、注射払出業務を1ヶ月ずつ学び、7月からは抗がん剤調製を中心とした注射剤の調製、11月からは当直業務を行うようになりました。12月からは各病棟の研修を経て、入職後1年を目途に自分の担当する病棟に配属されるという流れになっています。
当院の新人教育は、新人薬剤師1人に指導薬剤師1人がついて教育を行っています。業務に関して基本的なルールや手順などを教えてもらうだけでなく、悩みなども相談できるので、精神面でのフォローもしていただいています。また、先輩薬剤師の方々は皆さんとても優しく、分からないときや立ち止まっている際には声を掛け、力になってくださるので、とても心強いです。
薬剤師も抗がん剤や糖尿病、感染症などの専門的な資格を持つようになってきているなかで、たくさんの専門資格を持つ薬剤師のいる職場はとても刺激になり、また、勉強にもなります。すでに、自分の興味のある分野を見つけている方にとってはもちろんのこと、どの分野に進むか決めていないという方にとっても、選択肢が増えるためとても良いと思います。私も、今は一つに絞らず、いろいろな分野に目を向けて自分はどの分野に進みたいかを考えているところです。
今、薬学生の皆さんは研究に試験勉強、また、実務実習で忙しい日々を送っているかと思います。私自身、北海道の大学に行っていたため、就職活動で長野県に来るのは時間的に難しいと思い、何回か諦めかけました。しかし、インターンシップに参加して自分にとって魅力的な病院を長野で見つけることができました。時間的に難しい場面もあるかもしれませんが、息抜きの時間に、まずはインターネット上で調べるなど、少し地方に目を向けてみると自分のやりたいことができる病院が見つかるかもしれません。
最後になりますが、コロナの影響により、未だ歓迎会をしてもらえていません(泣)。。。
いつになるかなぁ・・・。
(北海道医療大学 2020年卒)